
仮想通貨の認知度が上がってきて仮想通貨を始める人も増えてきました。
仮想通貨はまだ不安定な部分もありますが、世界的に多くの企業も注目している通貨であり、今後需要が伸びてくると言われています。
仮想通貨はマイニングをして得ることもできます。その中でposという言葉を聞いたことがあるかもしれません。紹介していきます。
Contents
マイニングとは
マイニングとはブロックチェーンに記載されていく取引履歴が正しいものかどうか検証してその作業が成功したら報酬を得ることができるというものです。
10分に1回くらいの目安であり、チェックが間違っているとビットコインなどの仮想通貨を得ることができません。
マイニングにはアルゴリズムというものも関係していますが、これは仮想通貨でマイニングした人の報酬をどういう風に決めるのかという仕組みのことです。
その仕組みがposというものを含めた6種類に分かれています。
posは「Proof of Stake」の略であり、イーサリアムなどの仮想通貨が採用されています。
posはコインの保有量によってマイニングのしやすさが変わってきて多くのコインを保有している人におすすめできます。
posでおすすめの仮想通貨は
OKcash(オーケーキャッシュ)
posでおすすめできる仮想通貨には、OKcashというものがあります。OKcashは2015年4月に生まれた仮想通貨であり、通貨単位はOKになります。
OKcashはもともとビットコインの脆弱性を改善するために生まれたものです。
ビットコインの送金処理には10分という長い時間がかかってしまい、送金や決済が不都合であると言われてきました。
OKcashは送金スピードを速めることができ、ビットコインの代用として利用することができます。
送金スピードの速さは、1回あたり0.0001OKという圧倒的な手数料の安さになっています。
OK通貨を送るときもリアルタイムで低コストで実行することができ、コミュニティ内での投げ銭やゲーム内での決済などに使用することができます。
プロジェクトが進行していくうちにコミュニティも増えるようになっていき、送金や決済以外にもコミュニティをより重視していくようになりました。
OKcashのコミュニティには公式ツイッターが代表的になっています。フォロワー数が20万人を超えており、ゲームなどのイベント情報も多いです。
OKcashを得ている人は2044年まで確実な配当を得られるメリットがあります。
Beancash(ビーンキャッシュ)
Beancashという仮想通貨があります。
BeancashはもともとBit beanと呼ばれていた仮想通貨が開発が頓挫して再度復活したときに作られた仮想通貨です。
開発が復活する際にロゴや開発陣が変わってしまったため、Beancashへと名前も変更になりました。
BeancashはOKcashと同じく、ビットコインよりも優れた仮想通貨を開発するために作られた通貨です。
特徴としては、ブロックサイズの大きさであり、Beancashのブロックサイズは20MBに設定されています。
ビットコインのブロックサイズは1MBしかないので、Beancashは20倍ほどのサイズになっています。
ブロックサイズは大きい方が良いです。
1つのブロックに大量の取引データを保管することができ、送金もスムーズに行うことができます。
ブロックサイズが小さいと取引データが溢れてしまい、送金の際に遅延を起こしてしまうこともあります。
また、ブーストラップという仕組みで送金処理時間を早くすることができ、0.01と少ない送金手数料であることもメリットになっています。
posマイニングとしては、Beancashは報酬額が大きいため、マイニングに成功すると1度に1000の通貨をもらうことができます。
報酬額が高いので、他のposマイニングよりも優位性も高くなっています。
そのため、報酬の高さからBeancashには注目が集まるようになっています。
通貨価値も上昇してきており、マイニング報酬と通貨の売買で大きな利益を上げることもできるかもしれません。
NEO(ネオ)
NEOは中国版のイーサリアムと呼ばれている仮想通貨です。
基本システムがスマートコントラクトいうものを使っており、NEOのネットワーク上で誰でも簡単にトークンを作ることができます。
イーサリアムに比べればNEOのトークンは少ないですが、JavaやGoなどの様々なプログラミング言語に対応しているため、イーサリアムよりも簡単にスマートコントラクトを利用できます。
NEOのマイニングはブックキーパーという代表者であり、これをネットワークに参加するマイナーの投票によって選びます。
取引の承認者をブックキーパーだけに絞ることで、承認作業に関わる時間を短縮させ、送金時間を短くすることができるからです。
ブックキーパーが悪ければ投票の対象から外れるため、不正にも強い仮想通貨と言えます。
DASH(ダッシュ)コイン
DASHは匿名性が高く、取引スピードが早くなっています。
ビットコインはどのアドレスからどのアドレスに、いくら送金したのか公開されています。
暗号化されているので、個人情報には結びつきませんが、ビットコインよりも匿名性が高いのがDASHになります。
DASHが送金者と受信者の間にクッションを挟んで他の受信者も一度に混ぜているため履歴を外部から確認することができなくなっています。
1対1では無くて複数対複数になっています。
ビットコインよりも取引の承認スピードも早くなっています。
DASHは1秒未満で取引を完了することができ、かなり早いスピードになっています。
また、DASHの匿名性やスピードの速さは、マスターノードという仕組みを利用しているためです。
DASHの場合は、1000DASH以上を担保して24時間サーバーを動かし続けるといった条件をクリアすることでマスターノードの権限を得ることができます。
マスターノードを利用しているため、高速での取引も行うことができます。
DASHは仮想通貨としても認知されてきており、利用者も増えてきています。
そのため、DASHも利用もおすすめすることができます。
PIVX(ピブクス)
PIVXは決済の際に安全性を非公開にフォーカスした分散型オープンソース暗号通貨にしています。
匿名性が高い仮想通貨であり、複数の送信情報を1回ある場所に集めてそれを混ぜてから受信者と送信者のつながりが分からないようにしています。
ブロックチェーンを見ても誰もわからないようになっています。
決済も一瞬で行うことができるので、匿名性も高いので決済をする際に、安心して利用することができます。
ただ、通貨として使用しようとすると、1つのトランザクションの大きさが大きくなってしまうので、通貨で使用しようとすると処理されないトランザクションが多くなってしまうというデメリットもあります。
まとめ
posの仮想通貨にはイーサリアム以外にも多くの通貨が存在しており、それぞれ特徴があります。
価値も違うため、何に利用するかで使用する通貨も変わってくるかもしれませんが、取引の速さがビットコインよりも早いという特徴は同じです。ぜひ、参考にしてください。