犬便秘 犬人参 食物繊維が豊富で便秘改善・にんじんは犬が食べても大丈夫な食材・メリット・デメリット

去勢すると体重が増えるというので、カロリーを抑えたフードをあげています。去勢をきっかけに涙焼けが改善したのですが、今度は、気管虚脱予備軍かもしれない不安が出てきたので、ワンちゃん用のフードと手作り犬ご飯で太らせない、気管虚脱に負けない丈夫な犬に育てたいと思い、日々、どんな食材をワンちゃんに食べさせても良いのか調べています。今回は、人参について、ワンちゃんが食べても良いのか?どんな風にあげたら良いのか?メリット・デメリットを調べてみました。

にんじんは犬にあげても大丈夫な食材

犬がにんじんを食べても大丈夫です。

生であげても大丈夫?

生であげるなら、すりおろして少量、茹でて柔らかくしてあげた方が良いです。更に、細かくカットしたり、すりつぶしてあげた方が良いです。我が家のミッキーにあげたとき、消化されずそのまま出てきたので、最近では細かく切って他の食材と一緒に茹でて食べさせています。

先代のミミは、生の人参も好きでぼりぼり食べていたのですが、ミッキーは、どうやらニンジンが嫌いで残す子だということがわかったので、細かくして他の食材と一緒に茹でてあげるようにしたら、残さずに食べてくれるようになりました。

人参は、加熱しても栄養素が壊れにくいので、加熱してあげても問題ありません。

犬は、食べる際に、良くかまないで飲み込む、丸呑みする習性があるので、丸呑みしたニンジンが喉に詰まってしまう可能性があるため、小さい子にあげる時は、人参の大きさに注意が必要です。

犬にニンジンをあげるメリット

皮膚や血管、粘膜・目の健康を保つ「βカロテン」が豊富

にんじんは脂溶性ビタミン「βカロテン」(ニンジンなどに含まれるカロテノイド色素。)を豊富に含んでいる野菜として知られています。βカロテンは、免疫力を高め、がんなどの病気を抑制する効果もあると言われています。

βカロテンは体内に取り込むことでビタミンAに変換されるという働きがあります。

ビタミンAは犬にとっても必須栄養素のひとつで、活性酸素を除去する力(抗酸化作用)があるため、細胞や遺伝子が傷つくのを防ぎます。目や皮膚、粘膜を正常な状態に保つ役割を持っています。

特に粘膜の働きを正常化することで、愛犬の病気予防にもつながる可能性があります

「抗酸化作用」で免疫アップ病気の予防と健康をサポート

にんじんのβカロテンには強い抗酸化作用があります。犬は呼吸をするときに、酸素を身体に取り込みます。その時、少量の酸素が活性酸素となります。

活性酸素と聞くと、悪いイメージがあるかもしれませんが、実際には、良い効果もあります。その酸化力で身体に入ってきた細菌をやっつけたり、酵素の働きをサポートするなど、健康を維持するために働いてくれるのです。

人参の赤い色素のリコピンも強い抗酸化作用を発揮して、犬の老化スピードを緩やかにする効果が期待できます。

また、色素のルテインも抗酸化作用を持っており、紫外線から目を守る働きがあります。被毛が白系のワンちゃんや、遺伝的に白内障になりやすい犬種に有効です。

白内障になりやすい犬種(若齢年性白内障)

トイ・プードル、ビーグル、ビション・フリーゼ、パピヨン、スタッフォードシャー・ブル・テリア、ワイアー・フォックス・テリア、ダルメシアン、ビアデッド・コリー、チン、グレート・デーン、シベリアン・ハスキー、アフガン・ハウンドなど。

活性酸素の量が増加してしまうと、酸化力が強くなりすぎるために細菌やウイルスだけでなく、細胞までを酸化させてしまうのです。

この細胞の酸化が老化を早めたり、病気の原因となることがあります。普段からβカロテンを摂り入れいると抗酸化作用が働き、体内で酸化しすぎるのを抑えてくれるので、犬の免疫アップ、病気の予防にβカロテンを摂り入れましょう

「低カロリー」でとってもヘルシー

にんじんは野菜の中でも特にカロリーの低い野菜ですので、ヘルシーな食物と言えます。

そのため、にんじんはフードのトッピングやおやつとして与えやすく、ダイエット中の愛犬や避妊・去勢して太らせたくない愛犬に与えるのもおすすめです。

夏バテ予防

人参には水分が多く含まれているので水分補給にも役立ちます。

ミネラル類では、カリウムが多く含まれています。カリウムは、体の中で水分の調整を行っていますので、高血圧を予防したり、体内の余分な塩分を排出し、筋肉の活動を正常に働かせるのに役立ちます。また、夏バテの予防や、下痢が続いたときのカリウム補給にも有益です。

便秘を改善

ニンジンには、サツマイモと同じぐらいの食物繊維が含まれています。お腹の調子を整える働きがあるので、犬が便秘気味のときにニンジンが役立ちます。

犬にニンジンをあげるデメリット

過剰摂取・あげすぎは良くありません

人と比べて肉食性が強い犬は、野菜などを与える際にしばしば注意が必要です。人では問題のない野菜でも、犬には中毒症状を引きおこすこともあります。

「ニンジン」も、大量に食べさせると犬にとっては要注意な食品です。

「ニンジンは犬にあげても大丈夫」というのをよく見ますが、過剰に継続摂取すると、健康トラブルの危険性が高いです。ニンジンに含まれる「βカロテン」という成分が、過剰摂取により犬の中毒症状を引き起こすリスクがあるのです。

カリウムのとりすぎにより、高カリウム血症になってしまうかもしれません。高カリウム血症になってしまうと、吐き気や不整脈など、犬に重篤な悪影響を及ぼしてしまいます。

植物の食物繊維は犬にとって消化しにくいものなので、大量にとってしまうと下痢になったり、逆に便秘になってしまうかもしれません。

犬に多い「ビタミンA中毒」とは?

犬に多いビタミンA中毒とは、ビタミンAが過剰となり、身体に負担がでてくる症状です。

  • 肝臓トラブル
  • 皮膚トラブル
  • 嘔吐・腹痛
  • 無気力・食欲不振

特に、肝臓に負担がかかり、ALTなどの数値が高くなって肝臓病を発症することが、犬のビタミンA中毒の怖いところです。

なぜ、βカロテンで「犬のビタミンA中毒」が発症するのか?

ニンジンに含まれるβカロテンが、犬のビタミンA中毒を引き起こすのでしょうか?

その秘密は、犬のβカロテン代謝の特殊性にあります。

多くの哺乳動物は、体内でβカロテンをビタミンAに変換することができます。犬は、主な哺乳動物の中で、「βカロテン→ビタミンA」の変換能力について、特別高いことが動物栄養学の研究でわかってきました。つまり、犬はβカロテンをビタミンAにすぐに変えてしまうのです。

そのため、βカロテンなどを多く含むニンジンなどを過剰に食べると、犬はビタミンA中毒を発症するリスクが高いと考えられています。

ニンジンを上げない方が良い犬

肝臓病・肝臓トラブルの犬

肝臓病の犬、病名がついていないものの肝臓数値が高い犬にはニンジンを与えない方が無難です。すでに肝臓トラブルを抱えているため、βカロテンに対しても過敏になっている可能性があり、ニンジンは避けた方がよいでしょう。特にシニア期のワンちゃんは、年に一度の健康診断を受け、血液検査などをしておくと良いと思います。

胆嚢疾患の犬

胆嚢炎や胆泥症など、胆嚢にトラブルを抱えている犬にとっても、ニンジンは要注意です。

犬の胆嚢トラブルは、肝臓と連動しているところがあり、肝臓病と同様のリスク管理が必要です。

クッシング症候群の犬

コルチゾールなど副腎ホルモンの過剰分泌がトラブルとなる「クッシング症候群」は、犬に多い病気です。クッシング症候群は、ホルモンバランスの乱れにより肝臓病を併発しやすいとされています。

肝臓病を併発させないためにも、クッシング症候群の犬にはニンジンを避けた方が良いでしょう。

膵炎の犬

犬の膵炎は、膵臓に炎症がおこる病気です。それにより、消化酵素の分泌が不全となり、特に脂肪代謝にトラブルを抱えるようになります。

膵炎を発症したワンちゃんも、肝臓に負担がかかってくることが多いです。そのため、膵炎の犬にも、ニンジンは注意が必要です。

ミッキーのご飯

まとめ

ワンちゃんにニンジンは食べさせても良いという食材であることがわかりました。でも、あげすぎには、注意が必要だし、あげない方が良い病気のワンちゃんたちもいるということがわかりました。
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