
去勢手術にどのくらい費用がかかるのか気になっている愛犬家のみなさんも多くいると思いますので、詳しくお知らせしたいと思います。手術をすることに不安があったり、迷いがあったりすると思いますので、ミッキーの体験を通して愛犬家のみなさんの気持ちが少しでも軽くなればと思っています。
Contents
去勢手術費用
去勢手術にかかった費用
動物病院によって違うと思いましすが、我が家の場合は、
静脈内留置針設置料 2500円
鎮痛処理料 1000円
内用薬7日分(抗生物質)18000円
内用薬4日分(鎮痛剤)540円
エリザベスカラー 1400円
血液検査(フィラリア検査も含む) 1800円
去勢手術にかかった費用の合計額は、25240円で消費税を入れると27259円でした。先生の技術料よりも、抗生物質のお値段が高いことにびっくり
抜歯にかかった費用
抜歯(犬歯×3、切歯×2、第一後臼歯×1)
犬歯3本で3000円、切歯と第一後臼歯の分は、費用かかりませんでした。
縫合処置(歯)4000円
歯の抜歯と縫合処置にかかった費用は、7000円で消費税入れると、7560円でした。
去勢手術と抜歯にかかった費用は、34819円と避妊手術に比べると、とてもお安くすみました。
血液検査結果
BUN血液尿素窒素10㎎ 基準値7~27
PCV赤血球容積47% 基準値38.3~56.5
WBC白血球数15100個 基準値6000~17000
黄疸指数0 基準値0~3
TP総タンパク質6㎎ 基準値5.2~8.2
血液検査問題なしでした。フィラリア検査の方も陰性でした。これで抜歯あとから、フィラリア予防の薬を飲むことが出来ます。
術後の注意点とお薬
退院後の注意事項
お腹の抜糸は10日~14日後に行います。ミッキーの場合、連休を挟むので5月7日に抜糸する予定です。
エリザベスカラーの装着
患部を舐めたりする場合は、抜糸までの間、エリザベスカラーを装着する。
連休中も、エリザベスカラーをつけて外出すると思ったので、可愛いエリザベスカラーを探していましたが、レビューが少なくて、買っても嫌がってつけてくれなかったらどうしよう、デザインにこだわって本来の役目を果たせなかったらどうしようと迷っているうちに、去勢手術の日を迎えてしまいました。
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ほんとは、こういう可愛いのが欲しかったんですよね。どのサイズがミッキーに合うのかもわからなかったので病院のエリザベスカラーにしました。
麻酔を受けた動物は、いつもに比べてだるそうに見えたり、興奮気味で落ち着かなったりすることもあります。帰宅後は、翌日以降に何か気になることがあったら連絡ください。次の日が病院お休みの日だったので、何かあったときは、どうすれば良いか聞いてみました。まずは、留守番電話に切り替わるのでメッセージを入れたら、折り返し、病院から連絡がくるということで安心しました。
食事とお水
帰宅後は、すぐに水を飲むと嘔吐することがあります。19時前にお迎えに行きましたが、術後の説明を聞いてミッキーを預かって家に着いた頃には、20時ころでした。お水を飲んでも良かったのですが、慣れないエリザベスカラーといろいろなストレスからなのかお水は、飲みませんでした。
食事は、普段の3分の1か2分の1を与えてください。普段から食べムラがあるミッキーは、食べませんでした。
翌日は、病院からもらったサンプルのフードを一粒ずつ、口にもっていってあげました。
避妊・去勢手術による体の変化に配慮された食事を選んだ方が良いそうです。
お薬
この薬が7日分出された抗生物質で朝晩1回ずつ飲ませます。ほんとうは、ダメですが、人間用のチーズにくるんであげました。先生の技術料よりも高い18000円もするお薬です。
こちらは、鎮痛剤4日分です。痛みの緩和ケアを希望した時に出してもらえるお薬です。540円で愛犬の痛みが緩和されるんだったら絶対に飲ませてあげたいお薬です。
術後家に帰ってからの様子
お迎えに行って、診察室で術後の説明を聞いているとき、ミッキーの鳴き声がずっと聞こえていたので、心配しながら説明を聞いていました。抱っこして車に乗ったら、安心したのか泣き止んで静かになりました。エリザベスカラーをつけていて下を向いていたので、どんな表情をしていたのかわかりませんが、おそらく、眠ったりしていたのではないでしょうか?
家に帰ると、いつものように、リラックス体制に入り、眠りました。だるそうにして可哀そうと思う人もいるかもしれませんが、ミッキーこの体制は、リラックスしていますのでご安心ください。痛みがあったりだるかったりすれば丸くなって寝ると思います。
術後家に帰ってきてからは、水は飲まず、ご飯も食べず、おしっこ、うんちもしませんでした。
術後1日目
すごく黄色のおしっこをしました。うんちもしました。
病院からもらったサンプルのフードを一粒ずつ、口にもっていってあげました。
術後1日目だというのに、傷が痛くて泣くということもなくびっくりしました。いつも通り、そこに寝転がっている人の上にびろ~んとのびて、眠っています。この姿も、だるいのではなく、リラックスした状態です。
時折、エリザベスカラーを嫌がったりもしましたが、
エリザベスカラーを使いこなして、おきにい入りのおもちゃで遊んだり、術後1日目とは思えないほどです。
患部は、2針縫われています。写真を撮るために仰向けにしたのではなく、これも、ミッキーがリラックスしている姿です。仰向けに寝ることが多いミッキーは、術後1日目でも、昨日何があったか忘れているかのようです。
心配した家族と裏腹に、ミッキーとても元気で普段どおり過ぎてとにかくびっくりしています。
緩和ケアのお薬が効いているのか若さなのか
多分、両方の相乗効果なのでしょう。シニアになってから去勢手術受けるよりは、やはり、若いうちに去勢手術を受けた方が良いのではないでしょうか?愛犬の様子をみてそう思いました。
術後2日目
術後2日目、いつものように私と一緒にお風呂タイムを満喫しました。やはり、自分の身に何が起こったのか全然気にしていないようです。
午後から5歳と3歳の孫ちゃんたちを預かったのですが、ミッキー大喜びで孫ちゃんたちと走り回りました。
術後3日目
ご飯を一人で食べさせてあげようと思ってエリザベスカラーを外してあげても、朝ごはんは食べませんでした。手術の影響ではなく、普段からミッキー、食べたり食べなかったり、食べむらがあります。
いつものように、出窓までの階段を上り、いつもの定位置におさまってます。犬歯抜いて歯ぐきを縫われてるのに、もう、いつものように、噛み噛みしてます。
夕方エリザベスカラーを外してみました、傷口は舐めないようだったので、この日からエリザベスカラーを完全に外しました。夜ご飯は、低カロリーのサンプル20g完食しました。
術後4日目
痛みの緩和ケアの鎮痛剤は、この日で最後でした。
連休ということもあり、種差海岸に遊びに行きました。
本当は、抜糸後数日、傷が安定するまで安静にしていなければいけないのでしょうが、ミッキー普段通り家の中で体力を持て余していたので、遊びに連れて行ってみました。いろんなワンちゃんとの出会いもあって楽しかったようです。
まとめ
去勢手術は、まだ先のことと考えていましたが、家の中でのマーキング、マウンティングがひどくなってきたので、去勢手術と一緒に乳歯の抜糸をしてもらったわけですが、病気を未然に防ぐ目的も兼ねて今は、手術して良かったと思っています。私たちの心配をよそに、ミッキーが術後も元気すぎて、去勢手術を先延ばしにしていたら、ずっとその心配は尽きなかったと思います。若いうちに手術すると回復がほんとに早く、びっくりしています。もし、去勢手術を迷っている愛犬家さんがいましたら、あんまり心配せずに若いうちに去勢手術を受けてみることをお勧めしたいと思います。ミッキーの体験から、少しでも不安な気持ちが軽くなれば幸いです。
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